スペック表も、口コミも、値段も。トレッタとCatlog Board、結局どっちが自分の家に合うのか。
この記事は「どちらが優れているか」ではなく「あなたの家にどちらが合うか」の一点に絞って、費用・使い勝手・実際の評判まで一本にまとめました。
掃除の手間、多頭飼いでの識別精度、Wi-Fiや置き場所の制約、そして初期費用を含めた総額。毎日の生活とお財布に直結する部分を、2026年9月時点の公式情報をもとに正直に整理します。
なぜスマートトイレが腎臓ケアで注目されるのかは「猫の腎臓病は1日50円で防ぐ?」で解説しています。ここでは機種選びに絞ってお伝えします。
多頭飼いで「誰がトイレしたか」を確実に記録したい → トレッタ
今のトイレを変えず、掃除も費用も抑えたい → Catlog Board2
迷っている理由は、たいていこの2つのどちらかに当てはまります。
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まず全体像:スペックと費用の早見表
数字で見る2機種の違いです。迷ったらまずここを見てください。
| 比較項目 | トレッタ | Catlog Board2 |
|---|---|---|
| 初期費用(税込) | 9,980円 | 19,800円 |
| 月額利用料(税込) | 1,480円 | 980円 |
| 月額の数え方 | トイレ1台ごと | 利用者1人ごと(猫が何匹でも定額) |
| 測定項目 | 体重・尿量・回数・滞在時間 | 体重・尿量・回数・便量・便回数 |
| カメラ | あり(動画で確認) | なし(センサーのみ) |
| 多頭飼いの識別 | AI顔認証 | 体重で識別 |
| 電源 | コンセント必須 | 単3電池6本(約6か月) |
| 設置 | 専用トイレに交換 | 今のトイレの下に置くだけ |
| 砂・シート | 専用品を推奨 | 今のものをそのまま |
| Wi-Fi | 2.4GHz帯 | 2.4GHz帯(WPA3対応) |
※価格・仕様は2026年9月時点の公式サイト確認によるものです。購入前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
※トレッタには本体を一括購入するプランもあり、長期利用では総額の考え方が変わります。詳細は公式サイトをご確認ください。
この表でとくに見てほしいのが「月額の数え方」です。Catlog Board2の月額980円は、猫が2匹でも3匹でも980円のまま。多頭飼いほど、月々のコスト差は開いていきます。
初期費用込みで、結局いくらかかる?
スマートトイレは「本体を買って終わり」ではなく、月額が続きます。だから大事なのは総額です。1匹飼いを前提に、期間別の合計を出しました。
1匹飼いの場合
| 期間 | トレッタ | Catlog Board2 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 9,980円 | 19,800円 |
| 1年後の総額 | 27,740円 | 31,560円 |
| 2年後の総額 | 45,500円 | 43,320円 |
| 3年後の総額 | 63,260円 | 55,080円 |
計算式:初期費用 +(月額 × 月数)。トレッタ=9,980+1,480×月数、Catlog Board2=19,800+980×月数。
最初の1年はトレッタのほうが安く、2年目あたりで逆転します。長く使うほどCatlog Board2の月額の軽さが効いてくる形です。
多頭飼い(2匹)だと、差はさらに開く
Catlog Board2は猫が増えても月額980円のまま。一方トレッタは、多頭を1台の顔認証で識別できるので基本は1台でも足りますが、トイレを分けたい家庭では台数分の月額がかかります。
同じトイレを共有できる2匹なら、Catlog Board2の「何匹でも980円」がそのままコスト差になります。3年使えば1万円近い差が出る計算です。
※これは目安の試算です。キャンペーン割引や一括プラン、使う台数によって実際の総額は変わります。
スペック表に出ない3つの決定的違い
カメラの有無で「安心感の質」が変わる
トレッタの安心感は「映像がある」こと。本当に排泄できたのか、変な姿勢ではないかを、目で確かめられます。
Catlog Board2は映像がないぶん、数値の変化を読み解く力が必要です。そのかわり、うんちの量・回数まで記録できるのはCatlog Board2の強みです。
識別の仕組みが根本的に違う
トレッタはカメラで顔認証(AIが個体を判別)。Catlog Board2は体重で個体を識別します。
体重差がはっきりある子なら体重識別でも問題ありませんが、似た体重の子が2頭いると、Catlog Board2は誤識別が起きやすいのが現実です。
「専用トイレ」か「後付け」か
トレッタは専用の本体トイレを購入・設置します。Catlog Board2は今使っているトイレの下に置くだけ。
今のトイレに愛着がある猫にとって、Catlog Board2は移行のストレスがほぼゼロです。
多頭飼い編:顔認証と体重識別の精度
多頭飼いで一番気になるのは「どの子のデータか、正しく記録されているか」です。
トレッタの顔認証:精度は高いが、条件がある
- 暗い場所やカメラから遠い位置だと精度が下がる
- 新しい猫を追加した直後は学習期間が必要(約1〜2週間)
- 似た毛色の子が複数いると、最初は誤認識が起きることも
学習が完了すれば精度は安定します。最初の1〜2週間だけ様子を見てあげてください。
Catlog Board2の体重識別:シンプルだが限界がある
- 体重差が小さい子(100〜200g差)は誤識別のリスクが高い
- 手動で修正できるが、毎回は手間
- 体重差がはっきりある2頭なら問題なく機能する
迷ったらこう整理すると分かりやすいです。
・似た体重の子が1頭でもいる → トレッタ
・体重差が明確 → Catlog Board2でも対応可
メンテナンス編:毎日の掃除のしやすさ
「スマートトイレを導入して後悔した」という声の大半は、掃除の手間に関するものです。
トレッタ:専用シートの運用が必要
- 専用のシステムトイレ型。専用シートを定期交換する
- トレー・カバー・カメラ部分とパーツが多い
- 各パーツは取り外して水洗い可能。ただしカメラ部分は水をかけられない
週1〜2回の部分掃除+月1回の丸洗いが目安です。
Catlog Board2:今の掃除がそのまま続けられる
- 本体はトイレの下に置くだけなので、掃除方法は今までと変わらない
- 本体はほぼメンテナンス不要(電池交換のみ・約6か月ごと)
- 今のトイレが気に入っているならベストな選択
「掃除を増やしたくない」人には、Catlog Board2が圧倒的に楽です。
設置・通信編:Wi-Fiと置き場所
トレッタ:カメラがあるぶん通信負荷が高い
- 常時撮影のためWi-Fiが安定している場所が必須
- 2.4GHz帯に対応(ルーターから遠いと繋がりにくい)
- コンセントが必要(設置場所の自由度はやや低い)
Wi-Fiルーターから遠い場所しか確保できない場合は、中継機の導入も検討しておくと安心です。
Catlog Board2:通信負荷が少なく設置しやすい
- 映像を送らないぶん通信は軽い
- 電池式なのでコンセント不要の場所にも置ける
- 2.4GHz帯に対応(WPA3にも対応)
- ただし電池切れに注意(単3電池6本・約6か月)
賃貸や、コンセントの位置が限られている家庭では、この差がかなり大きく感じるはずです。
実際に使った人の声(口コミ・評判)
編集部は実機を持っていないため、レンタルサービスなどに寄せられた実ユーザーの声から、判断材料になりそうなものを整理しました。
Catlog Board2に寄せられた良い声
・「今までのトイレの下に敷くだけなので、猫への負担もなく違和感なく使ってくれている」
・「仕事中や就寝中のトイレの時間がわかってありがたい」
導入した飼い主の声では、設置のしやすさと「留守中の様子がわかる安心感」を評価する声が目立ちました。
Catlog Board2で気になる声
・体重測定にばらつきが出る、病院での実測と差が出たという声
・うんちのとき縁に足をかける子だと、便を読み取れないことがある
体重や排泄の数値は「毎日の傾向を見るもの」と割り切り、正確な実測は動物病院で、という使い分けが現実的なようです。
トレッタに寄せられた声
・「写真が撮れること、多頭飼いに首輪なしで対応していることに惹かれて変更した」
・「はじめはアプリに不満があったが、徐々に改善されて今は問題なく使えている」
映像で確認できる安心感と、多頭飼いでの識別を評価する声が中心でした。
※口コミは各レンタル・販売サイトに公開されている実ユーザーレビューを編集部が要約したものです。感じ方には個人差があります。
結論:あなたに最適なのはどっち?
Catlog Board2が向いている人
- 今のトイレを変えたくない/猫が新しいトイレに慣れるか心配
- 掃除の手間を増やしたくない
- コンセントのない場所にも置きたい
- 多頭飼いで、月々のコストを抑えたい
1つでも当てはまるなら、Catlog Board2が現実的な選択です。
トレッタが向いている人
- 多頭飼いで「誰のデータか」を確実に記録したい
- 映像で排泄の様子を確認したい(病気の早期発見)
- Wi-Fiが安定し、コンセントに近い設置場所がある
1つでも当てはまるなら、トレッタが有力な選択肢です。
・今の生活を変えずコストも抑えたい → Catlog Board2
・映像の安心感と多頭飼いの識別精度 → トレッタ
どちらを選んでも「毎日データが積み上がる」という本質は同じです。
編集部調べるほど「一度慣れてしまえば、あとは見守るだけ」という声が多い機器です。迷っている間にも愛猫の変化は続いています。今の生活に合うほうから、まず始めてみるのがいいのだと思います。
機種の見当がついたら、次は猫に慣れてもらう番です。移行の手順をまとめました。


多頭飼いで迷っている方は、台数と機種選びをこちらで整理しています。











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