「うちは狭いから、スマートトイレは無理かな」
そう思って、検討をやめた経験はないでしょうか。
1R・1Kの賃貸、コンセントが少ない洗面所、廊下がほぼない間取り。日本の都市部の住環境は、大型ガジェットに決して優しくありません。
でも、スマートトイレの本体サイズと電源条件を正確に把握すると、「置けない」ではなく「どこに置くか」の話に変わります。
この記事では、トレッタとCatlog Boardの特性を間取りに当てはめ、賃貸でも複数台設置を実現するための考え方と具体的な配置ハックを整理します。
- 1R・1Kで「置ける場所」を見つける発想の転換
- トレッタ(コンセント必須)とCatlog Board(電池式)の使い分け方
- 多頭飼いで2台目を置く「縦の空間」活用術
- 狭い部屋でニオイ・音を抑えるガジェット活用のヒント
「狭いから無理」は思い込みかもしれない
まず、サイズの前提を確認しましょう。
トレッタ(toletta)の本体サイズ:幅428mm × 奥行き561mm × 高さ300mm
Catlog Board(キャトログボード):薄型センサーのため、組み合わせるトイレ本体のサイズで設置スペースを考えます
※上記サイズは編集部調査時点の情報です。購入前に各公式サイトで最新スペックをご確認ください。
トレッタの幅は約43cm。一般的なスチールラックの棚幅(45〜60cm)や、洗面台横のデッドスペースと大差ありません。
「スマートトイレ=大きい」というイメージは、固定観念かもしれません。
「トイレコーナー」を決めない
よくある失敗は、「猫トイレ置き場」を1か所に固定しようとすること。
複数台設置の目的は「猫それぞれのデータをとること」です。2台が隣接している必要はありません。
玄関に1台、洗面所に1台。猫が自然に使う動線に沿って置けば、設置場所の自由度は大きく広がります。
そのときに重要になるのが、電源の有無です。
間取り別・死角の活用ハック
コンセントの有無が機種選びを決める
トレッタはコンセント必須、Catlog Boardは電池式。この差が、賃貸では配置の自由度に直結します。
日本の賃貸で最大の制約は「コンセントの位置」です。
トレッタは電源コード接続が必須。コンセントから離れた場所には置けません。延長コードを使う場合は、猫が踏んだり引っ張ったりしない取り回しの工夫が必要です。
一方、Catlog Boardは単3電池6本で動作し、最大約6か月使用できます。コンセントが届かない場所にも自由に設置できます。
設置候補と向いている機種
| 場所 | コンセント | 向いている機種 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 玄関・たたき | 多くの賃貸でなし | Catlog Board | 夏の高温・冬の冷えに 注意 |
| 洗面所・脱衣スペース | 洗面台横に あることが多い | トレッタ | 湿気対策・換気扇が あると理想 |
| 廊下の端・ニッチ | 廊下はないことが多い | Catlog Board | 幅430mm前後の スペースを事前測定 |
| リビング隅・テレビ台横 | あることが多い | トレッタ | 視線が届く場所は猫が 落ち着かないことも |
「コンセント地図」を先に描く
設置を考えるとき、最初にやることは一つです。部屋のコンセントがどこにあるか、スマホのメモ帳に書き出すだけでいい。
「トレッタが置ける候補」が絞れたら、残りのスペースにCatlog Boardを当てはめる。それだけで配置の選択肢がかなり整理されます。
多頭飼いの2台設置は「縦の空間」で解決する
猫はトイレの「視線」を嫌う
多頭飼いで2台を隣に並べるだけでは、プライバシーが確保できない場合があります。
トイレ中に他の猫から見られる状況を、猫はストレスに感じることがあります。
縦の空間で半個室を作る方法
- キャットタワーの下段:土台部分に幅43cm以上のスペースがあればトイレを収めることができます。上段の猫と視線が交差しにくくなります。購入前に土台の内寸を確認してください。
- ワイヤーシェルフ:幅45〜60cmの組み立て式シェルフで上段に猫グッズ、下段にトイレを配置。サイドに布を垂らすだけで個室感が生まれます。
- 突っ張りラック:賃貸で壁に穴を開けられない場合でも、トイレ周辺に棚や仕切りを作り視線をカットできます。
コンセントで決まる、2台の置き場所
コンセントがある場所にトレッタ、届かない場所にCatlog Boardを置くのが基本です。洗面所+玄関、リビング隅+廊下端など、組み合わせは間取りによって自由に選べます。
2台を同じ部屋に置く場合は、仕切り・棚・タワーで視線をカットすることを優先してください。
ニオイと音、狭い部屋ならではの対策
スマートトイレはニオイを消せる?正直に答えます
スマートトイレの主な役割は排泄データの記録です。利用頻度の把握が間接的にニオイ管理を助ける側面があります。
たとえば排泄回数が多い日は、砂の交換・清掃タイミングを早める判断材料になります。
ただし、スマートトイレ単体でニオイを「消す」機能を持つわけではありません。
ニオイ対策の現実的な組み合わせ
- 砂の種類:固まりやすく、ニオイ吸着力の高い砂を選ぶ
- 小型脱臭機との併用:ペット向け製品はフィルター交換コストも含めて検討する
- 換気:洗面所など換気扇のある場所への設置が効果的
- 清掃頻度:データで使用回数を把握し、掃除のタイミングを逃さない
寝室と同じ空間にトイレを置く場合、Catlog Boardはトイレ本体を自由に選べるため、置き場所や環境に合わせた調整がしやすいという面があります。
「置けない」ではなく「どこに置くか」から始める
「狭いから無理」は、情報が整理されていないときに生まれる思い込みです。
スマートトイレの本体サイズは、一般的な猫用トイレとほぼ同等。まず巻き尺で候補の場所を測ってみるところから始めてみてください。
設置前の確認リスト
- 部屋のコンセント位置を書き出した
- 猫が自然に移動する動線を観察した
- トレッタ(幅428mm)またはCatlog Board用のトイレ本体が置けるスペースを測った
- 多頭飼いの場合、猫同士の視線が重ならない配置を検討した
- ニオイ対策は脱臭器や換気との組み合わせで考えた
※サイズは編集部調査時点の情報です。購入前に公式サイトでご確認ください。
コンセントがある場所 → トレッタ
コンセントが届かない場所 → Catlog Board
この使い分けを頭に置いて、部屋のコンセント位置と猫の動線を確認してみてください。賃貸の間取りでも、置ける場所は意外と見つかります。
編集部まずスマホのメモ帳に、コンセントがある場所だけ書き出してみてください。それだけで候補がかなり絞れます。
台数の考え方や機種選びをもう少し詳しく知りたい方は、こちらもあわせてどうぞ。


設置場所と猫砂の組み合わせについては、こちらで詳しく解説しています。


物理的な環境が整ったら、次は「未来の医療」とスマートデータの関係について考えてみましょう。











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